クリスマスも、すでに半日以上終わってしまいましたが、みなさま、ステキなクリスマス・シーズンをお過ごしください。…それにしても今年のロンドン、ホワイト・クリスマスには程遠く、外はしのつく雨です。
最近、近所にRhythm and Brews というカフェがオープンした。 うちからChiswick High Road に出る途中にあるんだけど、ちょっとだけ回り道になるのが億劫で、入ってみたのは今日が初めて。
ウィンドウにVinyl Cafeとあるように、店内には昔のLPレコードがディスプレイされている(昔の黒い円盤型レコードは、英語ビニールと呼ばれていた。発音はヴァイニルに近いけど)。レコード、店内でかける用かと思ったら、売ってるらしいです。
窓際に席を取って、ついでに軽くサンドイッチでランチ。その後はiPadを取り出して、翻訳の仕事に取り掛かる。 家でやるよりカフェでやる方が、断然仕事がはかどる私でした。
…で、このカフェ、ひょっとして音楽がうるさいんじゃないかと入る前に危惧していましたが、そんな事は無く、趣味の良いブルース系ミュージックが、邪魔にならない音量でかかっておりました。そして合間に、私にとって、もろナツメロなスタイル・カウンシルのヒット曲がかかったりして。ポール・ウェラーの声、なっつかしーーー。今やすっかりおっさんになってるらしいですが。
そして、店構えがオシャレで若向けな感じの割には、客層を見ると中・高年のおばちゃん層が多い。チズウィック自体、居住者の年齢層が若干高いせいだろうな。私も中・高年層のおばちゃんの一人なので、若者だらけの中で一人だけ浮く、ということもなく、実に居心地がいい。もしこのカフェがイースト・ロンドンのハックニーとかスピタルフィールズあたりにあったら、ヤング・プロフェッショナルの髭を生やした若者や、ファッション系女子達で賑わっているに違いない (すごい偏見)。
窓際からターナム・グリーンを臨む。
…というわけで感想: めっちゃ落ち着くわ、ここーーっ。音楽も、多分CDじゃなくてレコードをかけているんじゃないかと思う。なぜならずっと音楽が鳴っていたのに、耳が疲れなかったから。CDとかのデジタル音だと、音がキンキンしてるので、静かな音楽でもしばらく聞いているとしんどくなってくるのよねー。それが無かった。今までのショッピングのルートは、ターナム・グリーンを抜けてチェーン店のカフェ・ネロでお茶、その後ショッピング、というパターンだったけど、これからはカフェ・ネロじゃなくて、こっちでお茶する事にしよーっと。
Rhythm & Brews Cafe: 22 Walpole Gardens, London W4 4HG