Tuesday 3 November 2015

バレエの個人レッスン



11月14日(土)15日(日)の、私の所属する大人の趣味のバレエ団、チェルシー・バレエのパフォーマンスに向けて、 先日個人レッスン受けて来ました。今日はその覚え書き。

パフォーマンス出し物は「コッペリア」。全三幕のバレエで、主役のスワニルダは一幕ごとに違う人が踊る事になっている。それで私は初日の14日、二幕でスワニルダを踊る事になりました。二幕はほとんどがマイムで物語りが進んでいくけれど、スパニッシュ・ダンスとスコティッシュ・ダンスのソロが入っている。それでソロの部分を見て貰おうとレッスンを申し込んだというわけです。

まずは最初、コッペリウス博士に扇子を渡され、ステージを歩いて一周するところ。右足を出した時には左肩を前方上に向かってきゅっと出し、左足を出す時は右肩を出す。大げさなくらいに上体と下半身をひねって動きにメリハリを付けるように言われました。…そーなんですよね。自分では十分大きく動いているつもりでも、後でビデオを見ると、動きが小さくてショボいなー、と思うのは毎度の事。

実際の踊りに入る前の準備のステップでは、自分がチュチュではなく、フラメンコの長いスカートをはいていると思って、スカートの裾を上に蹴り上げるようなつもりでステップを踏むように、という指導。これは目からウロコ。ここのステップ、どうして良いのかまったくワケ分かんなかったのよねー。

扇子を片手に踊るスパニッシュ・ダンスは、通常のクラシカルな硬い動きではなく、どの動きも体をひねってひねって背中を見せ、一つ一つの動きの後のポーズをキメて次の動きに入る前に少しでも長く保ち、動きにメリハリを付けるように何度も指導されました。軽快なテンポの音楽なので、キメ・ポーズを保とうとすると音に遅れる。きつい〜。

そして手の表情も違う。通常のバレエの手はこんな感じだけど…





スパニッシュでは、手首からコキっと曲げて、指の先までメリハリを付けてキメる。(まるで山岸凉子の漫画に出てきた厩戸皇子の手のようだ)。これが、身体中を動かしながらだと、案外出来ない。





あとは、私は肩に力が入りすぎで硬く見えるので、もっと肩をリラックスさせるようにとも。あーーーー、これ、いつも言われるんだあぁぁ〜。精進致します。

一時間の個人レッスンはあっという間で、スコティッシュまで見てもらう時間が無かった…。でもほんと、色々と実になることが多くて、見てもらって良かったです。

…というわけで宣伝。ロンドンにいらっしゃる方々、是非ともパフォーマンス、観に来てください!ステージの上から熱烈歓迎‼︎ 致します。詳細はこちら。





日時:11月14日(土)@7:30pm〜、11月15日(日)@3:00pm〜

場所:Lantern Studio Theatre, Unit D, Great Eastern Enterprise, 3 Milharbour, London E14 9XP 
最寄駅:South Quay駅(DLR)またはCanary Wharf駅(Jubilee Line)

チケットはこちらから購入可能です。
https://www.ticketsource.co.uk/chelseaballet 







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