Sunday 16 August 2015

ル・シャトー日記⑥/Monday Market@Briouze




Pおぢさんのル・シャトーは、周りにお店は一切無い田舎に建っているので、おぢさんは定期的に最寄りの街または村に買い出しに行かねばならない。そうした買い物に出かける先の一つにブリウーズ(Briouze)という街がある。 ここには毎週月曜日に市が立ち、毎週月曜日だけ開いているブロカンがある。

月曜日のみ開店のブロカン


ひなびた感じの、正にジャンク・ショップという名がぴったりのブロカン。 ここをまず冷やかしてから、マーケットに向かう。…いや、ここはフランスだからマーケットでは無くマルシェか…。なんかマルシェっていうと 一気にオシャレな感じになるな。でもここのマーケットでは、日常の食品くらいしか買えるものは無い。



に、日常の…



食品んんーー⁉︎




去年は牛市が立っていたけど、今年は小さい動物が、食用として売られていた。む、無理無理無理ーー。こんなん買ったら、絶対ペット化する。

ところがオシャレ感の全くないこの田舎街の月曜市に、どうしてもまた来たい、と思っていたのです。その心は…。






一軒だけ周囲から浮いて、オシャレな南フランスの石鹸を売る店がある。去年ここで試しに買った量り売りのオリーブオイルの石鹸が、めちゃくちゃ肌に優しく使い心地が良かったので、是非とも1年分、買い置きしたいと思っていたのでした。










念願のオリーブ石鹸を買うと、後は野菜や果物を仕入れて帰る。今は桃とネクタリンがシーズンのようで、沢山出回っている。でも、どうも私は上手に果物を選べないんだなぁ。Pおぢの買う果物は、いつも美味しいので、これからはおぢさんの買うものを真似して買おうと思う。



買い出しに出ると帰りがけにパン屋に寄って、クロワッサンかりんごのタルトかパン・オ・ショコラを買う、というのも、密かに私の習慣になっている。フランスはパンが美味しくて、もうどんだけパンを間食した事か。ロンドンに帰ってから体重計に乗るのがオソロシイ。

ブリウーズにはパン屋が2軒あるんだけれども、Pおぢおススメの方は、去年も今年も既に8月の長期休暇に入ってしまっていて、そこで買うこと能わず。でももう一軒の方も、甘いパン系はすごく美味しい。フランスのパン、心を豊かにしてくれる。ついでに腹も豊かになるのが困るけど。


帰り道。


ル・シャトーの、のどかな日常。この前日は、午前はバニョール、午後はサンスヌリ、と、感覚的に言うと3日分くらいの行事をこなした感があったけど、この日はブリウーズから帰って来たらもう何もする事は無くて、まったりと平和な午後を過ごしました。

 

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