Friday 3 July 2015

大ちゃん、猫と出会う。


きのうは大変だったにゃーよ。

熱波通過中のイギリス。水曜日はロンドンでも36℃を記録し、通常は暑さに強い私もさすがにまいった〜。今日は27℃くらいまで上がるらしい。 この暑い時期を狙って、滅多に着る機会の無い薄手のワンピースを着まくっております。

さて、きのうの晩11時頃、外出から帰って家のドアを開けると、足の横を何かが素早く駆け抜けて、階段を目にも留まらぬ速さで登って行った。 何っ⁉︎と思って見ると、最近、近所で時々見かける白黒の若い猫でした。どうしてよその猫が知らないウチに飛び込んで来たものか、サッパリ理由は分からないけれど、好奇心で大ちゃんに会わせてみることに。

で、自分のフラット(日本で言うアパート)のドアを開け、大ちゃんを階段の途中まで誘い出すと…そこに他の猫の姿を見つけた大ちゃん、一気に尻尾が3倍くらいの太さに。そして背中を大きく丸めて全身の毛を逆立て、大声でフギャーーッ!ミギャーァァァッ!と叫び出す。瞳孔は大きく開き、その顔、まるで化け猫の如し。大ちゃん、怒るとこんな顔するんだ。こえーよ。そして相手の猫も臨戦態勢。あー、こらアカン、と思い、白黒君には即退場願いました。

ところが白黒猫が居なくなったのに、大ちゃんの興奮状態は収まらず、階段の途中で構えたまま、私に向かってフーフー唸り続ける。目つきが狂気を帯びたままの状態で、 近付くとミギャァァッと叫ぶ。飼い主の私が分からない様子。今無理に脇を通り抜けたら絶対血ぃ見るな、と思い、しばらく待って少し落ち着いた頃を見計らって、大ちゃんと目を合わさずにソロソロと脇を通り抜け自分のフラットに戻りました。

大ちゃんも一緒に戻って来ましたが、なにやら混乱している様子。私の動く先々に着いて来るんだけど、目つきは興奮したまま。甘えたいのか攻撃したいのか、よく分からない感じで、撫でようとすると唸る。あーあ、自分の出来心で大ちゃんに要らぬストレスをかけてしまって、ほんっと、可哀想な事したー。飼い主大反省。

もうそれからは私、大ちゃんに平謝りですよ。大ちゃんごめん、もーしない、二度としない、絶対しない、約束する、私がバカだった、ごめん許して、etc etc。まるで浮気がバレた男の台詞みたいだな…。とにかくなだめたりすかしたり謝ったり。バッチのレスキュー・レメディーをスプレーしたら、それが効いたのかしばらくしてかなり落ち着き、ようやく普通の目付きに戻り、撫でるとゴロゴロ言うまでになりました。

…大ちゃん、隣の三毛ちゃんがベランダに出てると甘えた声で話しかけたりしてたから、ひょっとして猫好きなのかも、と思って実験してみましたが、自分のテリトリーに他の猫が居るとなると話は別のようです。

あのまま化け猫のような狂気の目がが元に戻らなかったらどうしよう〜、と、危惧しましたが、今日はいつもの大ちゃんに戻っていて良かった良かった。

 

2 comments:

  1. 大ちゅわ〜ん(なでなで)。いやー、大ちゃんもやっぱり怒るときは怒るんですね。本当にNorikoさんがほかの猫と浮気したって思ったのかもしれませんよ。昔住んでた家の大家さんの猫、メスで普段は怖がりでおとなしい猫でしたが、家の前をほかの猫が通過しただけでしっぽの太さが2倍になって唸り声をあげてました。私も猫だったら結構そんな感じかも。自分のテリトリーは守りたいほうなので。

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    1. いつもアマアマな大ちゃんなのに、めちゃくちゃ怖い顔に変身しちゃって、もー、ホント、大ちゃんの見てはいけない側面を見てしまった感じです。もしかしていつか、二匹目の猫を迎え入れたいかもよ、という望みは絶たれました…。

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