スーパーのセンスベリーでキャッサバを買ってみた。キャッサバって言ったら、大昔の社会の授業かテレビの番組かなんかで出てきた記憶がある。南の島の人達が主食にしている根菜とか、そんなだったよーな。えっ、米でもパンでもジャガイモでも無い芋が主食になったりするんだ?って驚いたのと、キャッサバっていう名前に妙なインパクトがあって、頭のどこかにこびりついてた。
キャッサバの姿はこういうものです。どどーーん、と。姿も結構インパクトあるよね。大きさは大根と同じくらいです。これをトップ画像に持ってくると、形といい色といい、ビミョ〜に「何か」を連想させる感じなので、料理した後のをトップに持って行ったわけなんだけれども。「何か」というのは、多分、読んでるあなたが思い描いているその「何か」で間違いないと思うんだけれども。
調理前の下準備を終えた段階のキャッサバ |
ネットでレシピを調べてみたら、キャッサバ・ケーキとか、甘味系ばっかり出てくる。日本ではお菓子っぽいものに使われてる事が多いみたいですね。あと、キャッサバは苦味種と甘味種があって、苦味種の方は青酸配糖体を含み有毒。甘味種も若干毒を含むらしく、皮は厚くむき、実の真ん中は落とさないといけないらしい。 ちょっっ。怖いやんか。引くわー。…でも甘味種は、熱を加える事で毒抜き出来るのと、あと大手スーパーが後々問題になるような物は敢えて売らないよね、と思って食べてみる事に。
キャッサバはタピオカの原料にもなっているということなので、ならココナッツ・ミルクとの相性も良いに違いない、と思って、ココナッツ・ミルクで煮てみました。味付けに砂糖を少しとスター・アニス(八角)とシナモン・スティック。 テキトーに相性の良さそうなモノを放り込んで茹でること20分。
出来上がったのがこれ。デザートなのか主食なのか、よくワケの分からないものが出来上がりました。甘く味付けしたのでどっちかって言うとデザートっぽいけど、でんぷん質がたっぷりでムッチリとした食感は主食っぽい。カロリーも相当あるとみた。
20分も煮ると、ココナッツ・ミルクはほとんどなくなっていますが、少しだけ残ったミルクがとろみと適度な甘味があって美味しかった。なんとなくネパールとかインドとかで出されるライス・プディングっぽかったです。キャッサバそのものは、味も食感も栗によく似てるなー、と思います。結構好みの味かも。
その後またネットで調べたら、薄く切って少し塩をまぶしただけのキャッサバ・チップスっていうのもなかなか美味しいらしい。次回はそっちに挑戦。
今の段階でお腹痛くなってないので、毒抜きもちゃんと出来てた模様です。
No comments:
Post a Comment