Tuesday 11 November 2014

Fortnum & Mason



滅多に用事も無ければ足を踏み入れる事も無い高級食料品店/百貨店、フォートナム・アンド・メイソンに買い物に行きました。…というのも、間も無くクリスマスなので、ノルマンディでお世話になった人たちにクリスマス・プレゼントを送りましょう、というわけで。

フォートナム・アンド・メイソンといえば、クリスマス時期のウインドウ・ディスプレイが毎年凝っているので、カメラも持って出かけました。ところが、まだ飾り付けが済んでいなくて、中途半端にガラーンとした感じのウインドウも幾つかあった…。ハロウィーンが終わったら、世の中の小売店は一斉にクリスマス商戦に突入するものと思っていたら、11月初旬だとまだ早かったみたいです。

地下の階への螺旋階段。

まぁ、12月に入る前の早めに行った事が幸いして、店の中は、それなりに人は入っているけど身動き出来ないほど混んでいるというわけではなく、レジではあまり並ばなくて済みました。

ビスケットの入った色とりどりの缶が並ぶ棚


外のディスプレイ色々



どこまでが本物でどこからが作り物なんだろう…?




なぜか食べ物ではなくジュエリーがディスプレイされている…。


買ったものを、ちょっとだけネタバレ。

何を送るか、色々悩んだけれど、結局無難にビスケットとお茶に落ち着きました。だってねぇ、フランスに住む人に食べ贈るって言ったってねぇ〜。美味しそうでパッケージも洒落てるものって、大抵フランス産かイタリア産なのよねえ。じゃぁイギリス名物のクリスマス・プディングかミンス・パイ するか? …っていうと、こちらは慣れない舌には嫌がらせにしかならないような、イギリスの奇妙キテレツ炸裂食品だしねぇ。

クリスマス・プディングとミンス・パイについては、説明すると長くなるので興味のある人はググって下さい(と、Wikiに丸投げ)。慣れればそれなりに美味しい、でも慣れるまでが中々大変な食べ物です。イギリス人と結婚している女性でクリスマスに夫の実家で出されて苦労した、とか、イギリスの職場でクリスマス時期にお茶受けに出され、美味しそうに幾つも食べるイギリスが異星人に見えた、いうのは結構「あるあるネタ」なんじゃないかと思う。そういう時期を抜け、今ではミンス・パイならそれなりに美味しい、かも知れない、と思えるようになった私です。

というわけで、ビスケットとお茶でもどれにするか悩んだけど、まぁ一気に買い物が済んで良かったです。 色々と自分用に買いたくなるような購買欲をそそるものも多々ありましたが、物欲に負けることも無く、必要なものだけ買えたし。

…とはいえ、今家に置いてあるビスケット、早く送らないと、食欲というマーラに負けそうな私です…。

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