Friday 3 October 2014

Chateau de la Ballue



ノルマンディー旅行記の続きです。これ以前の旅行記はこちら

フランソワーズに続き、今度はペーターおぢの別の友人、ティエリーが日帰りでドライブに連れて行ってくれました。ティエリー、人を案内するのが大好きみたいで、そして一つの事をやり出すと止まらなくなるタイプの模様。それで一旦ドライブに繰り出すと、一緒に行った人は夜中まで帰れなくなる…という伝説があり、おぢを含め、彼の友人たちは今や誰も彼の日帰りドライブに付き合ってくれなくなっているらしい。とはいえ、車の無い私達には、どっか連れて行ってもらえるというのはありがたい話。というわけで朝10時にしゅっぱ〜つ。


まずはChateau de la Ballue という庭園自慢なシャトーへ。ティエリー、ご当地のマイナーなシャトー巡りがお得意の模様。このシャトーは、フランソワーズの友人が買ってしばらく所有していたそうな。それで庭を手入れして一般公開しています。




美しく手入れされたお庭が続くんですが、これだけの広さの庭を常に完璧な状態に保つのは大変。この日も庭師が三人で剪定していました。それでも散髪の必要な庭木が そこらじゅうに見られる。モグラ叩き状態ですよ。私には無理。私が持ち主だったら、あっという間にワイルド・ガーデン化するでしょう。



「ゴドーを待ちながら」を思わせる、何やらシュールな空間

この愛らしい彫像は、この庭園ではレア物。実は庭の至るところに、目も当てられない程醜い、コンテンポラリー・アートの彫刻が散りばめられていました。写真では全てカットです。でも話のタネに、一枚くらい撮っておいたらよかったかも…。とにかく、全てゴミ箱に捨てたくなる様な 悲惨な作品群でした。



ところでこのシャトー、田舎には珍しく、素敵なカフェがあるのです。朝のコーヒーをまだ飲んでいなかった私、早く次のシャトーに行きたいティエリーを無理やり引き止め、ここでコーヒー一杯飲ませて貰いました。美味しいコーヒーでした。当たり前よね、ノルマンディーの田舎とはいえ、フランスだもの。結論: ここでコーヒー飲んでおいて、ほんっとーに良かった。この後は、コーヒー飲む暇なんて一切無い、スパルタな一日になったのでした。



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